和菓子とは

和風の菓子とは、日本の伝統的な菓子という意味があります。
明治時代以降に欧米などから新しく日本に入ってきた洋菓子に対して用いられる言葉です。
特徴として、次のようなことが挙げられます。
(1)米や麦、その他の穀粉、損(くず)粉、ワラビ粉などのデンプン、アズキや大豆などの豆類、そして砂糖を主材料とする甘味のものが多く、鳥獣肉、乳製品はまったく用いません。
(2)油脂も水溶きした穀粉を焼く際に少量の植物油をひく程度に使用するだけで,香辛料の使用も少くなくなっています。
(3)茶の湯を中心として普及してきた緑茶の飲用に合うものとして形成されていますが、色彩や形態の美しさとともに、草木の葉などを利用して豊かな季節感をもっています。
遣唐使によって伝来した唐菓子や宣教師によって伝えられた南蛮菓子も和菓子の範疇になります。茶道における薄い抹茶の薄茶(うすちゃ)や苦めの濃茶(こいちゃ)とともに口直しとして食べることもありますが、味覚はもとより美的鑑賞にも耐え得ることを期待されて発達した食品です。
そのため、日本茶や抹茶のお茶請けになることが多々ありますから、甘いものが多くなっています。
また、米、麦、小豆などを原料にすることが多く素材の持っている甘味を引き出し、原料に砂糖を使用するようになったのは近世の黒砂糖以降だということです。
特に、和三盆はその独特の風味と程よい甘さがあることから、和菓子の発展に貢献したと言われています。
砂糖を使用するようになる以前における、もっとも甘い嗜好品は柿であったということで、和菓子が持っている味覚の繊細さを窺い知ることができるでしょう。
和菓子は、私たちの一生との強い結びつきを大切にしていると言われています。
喜ばしいときも、悲しいときも、どのようなときにでも欠かすことのできない名脇役として、歴史の中で育まれてきたということです。
人と一緒に生きる和菓子だからこそ、温かみのあるふれあい、やさしい安らぎのひとときを感じることができるのでしょう。
スポンサードリンク
- 次のページへ:葛(くず)
和菓子.comは、管理人が情報や知識について調べました
ピックアップ!:団子
団子(だんご)と言いますと、時代劇に出てくるお団子を思い浮かべます。 また、きび団子、笹団子、あるい・・・
